究極の自重トレ プリズナートレーニング

前々から気になっていた自重トレーニングの本をキンドルでポチりました。

プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

これは、単なるトレーニング本ではなく、まさに生き方を定義する哲学的な側面があって面白いです。

目から鱗だったのは、単に筋肉をつけて見た目をよくするって観点ではなく、関節、腱も同時に鍛えて本当に強い体を手に入れるって考えかたですね。

見てくれだけ太くするために、パーツごとに鍛えて使えない筋肉をつけるのではなく、自重のみを利用することを追求して魑魅魍魎の刑務所で生き抜くために必要な本当の体の鍛え方、生き方が主題におかれています。

腕立て、スクワット、懸垂、レッグアップ、ブリッジ、逆立ち腕立ての6種類をそれぞれ10レベルに分けてトレーニング方法を紹介しています。

腕立てでもかなり強度の軽そうなものから、片手腕立てまでかなり幅広く、通常の腕立てでレベル5なので、読んだだけでは、レベルの半分くらい余裕にできそうに感じます。しかしながら本としては、できるレベルからではなく、レベル1から始めることを推奨しています。

実際にレベル1をやってみると、筋力的には全然余裕ですが、結構関節が痛くなるので、本当に関節から強くするとはこう言うことなんだなと実感しました。

かなりの良書なので、トレーニングしていなくても読むだけで面白いオススメの本です。