非力なマッチョと怪力痩せ男

見た目はいたって普通だけど、凄く力がある怪力な人っていますよね。

ちょっと気になったので中肉中背の怪力おじさんの秘密を解明してみます。

本日もいつものようにジムに行きベンチプレス を中心にトレーニングしていました。

しばらくした後に、普通の50後半と思われる180cmくらいのおじさんがウェイトコーナーにやってきてベンチプレスを開始。

痩せているわけではないですが、筋肉ムキムキって感じでもなく普通な感じのおじさんで何キロくらいを上げるのかなーって自分のトレーニングの合間に観察していると‥

まず最初に始めたのは、両サイドに20kgつけて棒が20kgなので計60kgのバーベル。お、いきなり60kg行くんだーってぼーっと眺めていました。するとおじさんは、ベンチに横になるんですが、なんと両足をあげて抱える感でベンチプレス を開始。ただ、あまり深く下げず浅めの感じで10回やっていたので、ダメだなー、そんなチーティングしてたら意味ないよーって、自分のレベルの低さ棚は棚に上げて、上級者ばりの言葉を頭の中で唱える。

しばらく間開けた後に、次におじさんがセットしたのは、80kg。おー、すげーなと思いながら見ていたらまたまた、足上げベンチプレス10回 。この瞬間から、え、もしかしてすごい人なんじゃないって思い始めました。

でもまだまだ、次があって今度はなんと100kg！ようやく足をつけて始めたんですが、今度はちゃんと胸まで下ろしてなんと10回！

さっきまで下まで下げなかったのは単なるアップだったからなのか‥

その後はあまり見てなかったんで最後何キロまであげたかはわからないんですが、見た目だけでは全然筋力ってわからないんだなーって不思議でした。

なので、筋力と筋肉量の関係に関して調べてみました。

基本筋力を決める要素としては、3つあって、

１つは皆さんご存知の筋肉量。これは一番分かりやすくマッチョとか痩せとかそういうものです。

２番目は、筋トレしている人はまあまあ知っている、神経系と言うものですね。同じ筋肉量でも動かす指令を出すのは、脳からの指令なので脳自体の指令の出力が高くないと大きな力が出せないですよね。

そして、最後は自分も先ほど知ったのですが、熟練度。スポーツ等では、上達レベルで雲泥の差が出ることは知っていますが、まさか単純に重りをあげる等の単純動作でも差が出るとは思っていませんでした。

このスキルのレベル差も結構あるとのことです。

恐らくあのおじさんは、足上げ等変わった方法でやってるからかなりのスキルの持ち主なんでしょうね。

余談ですが、スポーツ、楽器等上達するには、全く同じことをずっとやるよりは、少しずつ何かしら変えて練習した方が上達が早いとのことです。

見た目ではなく、筋力をあげたい方は、筋肉量、神経系と合わせて、色んな方法でトレーニングして熟練度をあげましょう！